スカイラインの昔

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初代スカイライン、ALSlSlI型はプリンス・セダンの後継モデルとして57年4月に発売された。スカイライン(隆線、山並みの意味)という名称は、開発責任者の中川良一が命名した。
このクルマの開発の狙いはスポーティな高級乗用車であるということであった。スタイリングは、当時の他の国産車をリードするもので、モダンなツートンカラー、テールフィンを採用していた。
搭載されたエンジンは、GA30型の直列4気筒OHVで1484CCから65PSを発生。2バレル・キャブレター装備で圧縮比は7.5。
ボディのフレーム構造はックボーントレイ・タイプ。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リヤがド・デイオン式と、当時の最先端であった。
この当時の国産車のサスペンションは前後ともリジッドが一般的で、弱年にPllスバル、トヨタ・クラウンがようやくフロントにダブルウイッシュボーンを採用していたのみである。
ましてリヤ・アクスルはリジッドが常識で、スカイラインのド・ディオン式の採用は画期的であった。
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ド・ディオン式は、デフアレンシャル・ギヤをフレームに固定し、ドライブシャフトで後輪を駆動する方式で、リジッド方式ではあるがばね下重麓を軽減でき、
高速安定性も通常のアクスルステァが発生しやすいリーフスプリングによるリジッドより優れていた。
スカイラインは59年にエンジン出力を70PSにアップ。そして61年にはGB4型1862CC、91PSエンジンを搭載した1900DXモデルを追加している。
また61年には、イタリアのカロッッェリアとして有名なミケロッティにデザインを依頼したスカイラインベースの豪華なスポーツカー、
スカイライン・スポーツ・クーペとコンパーチブルが発表され、これは虚年春に発売された。
このスカイライン・スポーツはオーダーメイドの少量生産で、豪華なプレスティージ・スポーツカーでもあり、当時の美しいクルマに対する夢と憧れを初めて現実にしたものであった。

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